今夜国立劇場まで行くので、久々にどこか東京のおそば屋さんと選んだのが、明治17年創業の下町情緒あふれる「神田まつや」さんです。行きは神田駅から徒歩6分程度、帰りは淡路町駅から国立劇場へ、駅までは徒歩1分でした。
周りのビルに挟まれた、当時の面影を残す風格ある外観です。木造2階建てで「東京都選定歴史的建造物に指定」されているそうです。多くの外国旅行者が、外から写真を撮っていました。
東京神田まつや本店店内
まつやさんの入口は左右2か所あり、店内入るとなんの仕切りもない、ほぼ正方形の広い空間に、テーブルが3列に並んでいました。奥に店員さんが5名ほど入り口に向かって立っており、お客様が入ってくるとすぐに近づき席に案内します。
店内は16時過ぎていましたがほぼ満席状態です。5人もの女の人がいて、粋な接客注文を取りまくっていました。店内眺めると庶民的な雰囲気で、蕎麦前で一杯という方が多くいらっしゃいました。
東京神田まつや本店の定番メニューと料金
もりそば・かけそば・天ぷらそばなどの定番物の他に丼物、一品料理が並んでいます。池波正太郎さん(小説家)が通って食べていたといわれるカレー南蛮も人気のようです。
- もり又はかけそば 825円
- きつね 990円
- たぬき 990円
- ごまそば 990円
- ざるそば 1,050円
- 納豆そば 1,210円
- 花巻 1,265円
- そばとろ 1,265円
- 山かけ 1,320円
- カレー南ばん 1,320円
- 鴨せいろう 1,980円
- 天ぷらそば 2,530円
東京神田まつや本店料理紹介
季節の御品書より
なめこそば(温) 1,430円
なめこせいろ 1,430円
亭主のおすすめ
葉わさび 495円
かつを酒盗 550円
青大豆冷やし豆腐 605円
じゃこ天 770円
まずはビールの大瓶、お通しにそば味噌が付いてくる。箸でそば味噌をちょびちょびなめながら飲んでいると、そば屋の焼き鳥が到着、焼き鳥は串に刺さったものではなくばらばらに皿に盛られ、ネギとレモンスライスが付いてきます。鶏の旨味がしみこんで葱がうまかった。塩とからしが添えられていて、肉はふわっと柔らかくからしで食べるとうまかった。日本酒もいきたかったが、寝てしまうといけないので今日は我慢です。
神田まつや本店のそば
初めての訪問なので、他に気になるものがあったのですがシンプルにもりそばを、四角い笊に盛られてきました。グレー掛かったもっちりとしたそばです。そば粉は、毎日石臼で挽いているようです。つゆは少し辛めのつゆでしっかりと出汁が効いています。
玉子とじは、美味しそうな汁の匂いが漂ってくる、玉子と汁がよく混ぜあってまろやかな味に変わる、もっちりめんに汁が染みて良い味になっています。
ごまの香りのよい、ごまそばが人気のようですので、次回はぜひ、ごまそばでいきたいと思います。
タイミングよく、使い込まれた木製の湯桶に蕎麦湯が、薄く色付いた蕎麦湯をそば猪口に入れて飲干すごちそうさまでした。
東京神田まつや本店のアクセス
東京神田まつや本店まとめ
歴史ある建物で、酒を愉しみ〆にそばを、江戸っ子になった粋な雰囲気です。入れ代わり立ち代わりお客様が入ってくる活気あふれる店内、昭和のそばの味を思い出しました。
東京神田まつや本店ガイド
店名: | 神田まつや本店 |
住所: | 東京都千代田区神田須田町1-13 |
交通: | 東京メトロ丸の内線「淡路町駅」徒歩2分 都営地下鉄新宿線「小川町駅」徒歩3分 JR中央線「神田駅」徒歩7分 |
営業時間: | 11:00~20:30 |
定休日: | 日曜日 |
電話: | 03-3251-1556 |
神田まつや本店ホームページ | リンク |
食べログ神田まつや本店 | リンク |
蕎麦鑑定士仲見世亭ばかうけの個人的感想
項目 | 評価 |
---|---|
料理・味 | ★3.6 |
サービス | ★3.5 |
雰囲気 | ★3.6 |
CP | ★3.6 |
食べログ口コミ数 | 2131 |
Googleマップ口コミ数 | 2818 |
総合評価 | ★3.58 |
Googleマップ評価 | ★4.3 |
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