湘南の玄関口・藤沢。観光やショッピングでにぎわうこの街に、ひっそりと佇む“大人の隠れ家”的な蕎麦店があるのをご存知でしょうか?

その名は――「信州そば 信玄」。
藤沢駅南口からわずか5分。にぎやかな通りの一角、目印は“金色の七味缶”と温かな灯りの看板。階段を降りた地下に広がるのは、まるで信州の山あいにある料亭を思わせる落ち着いた空間です。
■ 木曽ヒノキ香る、癒しの空間へ

扉を開けると、まず感じるのは木のぬくもり。
店内のカウンターやテーブルは、長野県木曽地方の名産「木曽ヒノキ」で造られており、ほんのりと自然の香りが漂います。温かな間接照明に包まれた空間は、1人でもふらっと立ち寄れる気軽さと、ゆったり過ごせる居心地の良さが共存しています。

座席は、カウンター、テーブル席に加え、5人用のお座敷個室も完備。会食や家族利用にもぴったりです。
藤沢蕎麦屋・信州そば「信玄」メニュー

冷たいせいろそば
せいろそば 850円(税込935円)
もみ海苔せいろそば 900円(税込990円)
鬼おろしせいろそば 950円(税込1,045円)
鴨つけせいろそば 1,500円(税込1,650円)
上天ぷらせいろそば 1,760円(税込1,936円)
大海老天せいろそば2,100円(税込2,310円)
信州つけとろろせいろそば1,100円(税込1,210円)
信州つけ月見とろろせいろそば1,200円(税込1,320円)
胡麻だれせいろそば 1,050円(税込1,155円)
三つ巴せいろそば 1,350円(税込1,485円)
[ごまだれ・鬼おろし・信州とろろ]

温かいおそば
かけそば 850円(税込935円)
たぬきそば 880円(税込968円)
月見そば 900円(税込990円)
鴨なんばんそば 1,400円(税込1,540円)
大海老天そば 1,950円(税込2,145円)
信州とろろそば 1,100円(税込1,210円)
信州月見とろろそば 1,200円(税込1,320円)
信州きのこそば 1,150円(税込1,265円)
■ 名物は、信州産そば粉の二八そば
藤沢蕎麦屋「信玄」の看板メニューは、もちろん自家製の信州そば。

使用するのは、長野県産のそば粉を石臼で丁寧に挽いたもの。そば通に愛される“二八そば”は、きめ細やかなのど越しと風味が段違い。目を凝らすと、蕎麦の中に黒い粒がちらほら――これは香り高い「そば殻」の一部。噛むごとに、ほのかな甘みと香ばしさが口いっぱいに広がります。
さらに特筆すべきは、本生わさび。信州・安曇野から直送されるわさびは、おろしたてを提供。ピリッとしながらも、鼻に抜ける爽やかさが絶妙で、そばの旨味を引き立てます。「わさびが主役級」と絶賛するリピーターも多いのだとか。
■蕎麦だけじゃない、信州の味覚が勢揃い!

実は「信玄」の魅力は、蕎麦だけではありません。
・鴨ねぎ焼き信州の老舗「丸正醸造」の濃口醤油を使い、ジューシーな鴨肉を香ばしく焼き上げた逸品。噛むたびに、肉の旨味とタレのコクがジュワッと広がります。
・麻績のおやき信州のソウルフード「おやき」も店内で焼きたてを提供。野沢菜・切り干し大根・茄子・かぼちゃなど、季節によって変わる具材が楽しみ。外はカリッ、中はホクホク。
・そば屋の出汁巻き玉子おだしの効いた、ふわふわジューシーな出汁巻き玉子も人気サイドメニュー。日本酒やそば焼酎と合わせれば、もう言葉はいりません。
昼はサクッとランチ、夜はお酒とつまみで軽く一杯。使い勝手の良さも、多くのファンを引きつける理由です。
■藤沢蕎麦屋 ここにしかない、信州時間を藤沢で。
「信州そば 信玄」は、蕎麦という枠を超えて、“藤沢にいながら信州の四季と風土を味わえる”お店です。
都会の喧騒を離れて、ひとときの旅気分を楽しめる――そんな場所を探しているなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
藤沢蕎麦屋信州そば「信玄」まとめ

賑やかな通りを歩いていたら見過ごしてしまいました。階段の地下にそのお店はあります。割烹屋さんのような感じの入口、ちょっと入りづらいですが店内入ると温かく迎えてくれます。初めてでしたがすぐになじめました。昼休憩前でしたが、落ち着いて香り高く、しっかりとしたコシと喉越良い本場の信州そばが味わえました。ちょっと残念だったのは、そばの量が少なかったかなあ。機会がありましたら夜も来てみたいです。
藤沢蕎麦屋基本情報(2025年5月時点)
店名:信州そば信玄
住所:神奈川県藤沢市南藤沢17-16B1F
交通:藤沢駅南口より徒歩5分
営業時間:11:30~15:00 17:00~21:00
土日祝:11:30~21:00
定休日:火曜日
電話:050-5872-3032
オープン日:2020年12月11日
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