何年も前から行きたかった、茨城県の慈久庵さん、今年思い切っていくことにしました。そばを食べるのが一番の目的ですが、受付からお会計まで、何もかも一人で切りまわしているというスタイルも見てみたいなと思いました。
神奈川からは、Googleマップで3時間20分と出たのですが、いざカーナビで調べると4時間と出たではないですか、おそらくこれが長距離ドライブの最後と思い安全運転で出発です。
茨城県奥久慈慈久庵さん店内
前日に近くのホテルに泊まり、オープン前に着くように出発です。思ったより山の中に入ります。これより先、竜神大橋で行き止まりになります。竜神大橋のチョイ手前に慈久庵さんが在ります。外から観ただけでは、とても飲食店には観えません。そばののぼりも出てないので、そば屋さんと気づく人はいないでしょう。
11時前に到着一番乗りです。11時半にオープン、1巡目で入らないと待たされます。一人でやっていて順番に料理を作るので時間がかかります。入り口の看板には「すべての作業をひとりで行います。どうぞ、時間と心にゆとりをお持ちになってお入りください。」とあります。
さあ入店です。靴を脱いで、自分で下駄箱に入れてスリッパに履き替えます。入り口でメニュー表をもらい、座るテーブルを指示されます。入り口の席から順番に座っていきます。店主さんが、順番に注文を聞きに来て、全員の注文を取り終えたところで料理に取り掛かります。お水はセルフサービスです。音楽も
何もなく、店内は静かで、目を外にやると窓から里山の風景が飛び込んできます。
茨城県奥久慈慈久庵さんの定番メニューと料金
- 冷たいそば
- せいろそば 1,200円
- 大盛りせいろそば 1,800円
- 鴨せいろ 1,900円
- 葱天せいろ 1,800円
- 温かいそば
- 鴨なん 1,900円
- 葱天ぷらそば 1,800円
- 山菜そば 1,700円
奥久慈ここでしか食べられない里山料理が人気のようです。
自家製刺身こんにゃく 450円
山うどと幻の郷土菜「お菜」あえ 600円
山菜の慈久庵万能醬油漬 600円
超珍味・岩魚のうるか 700円
地葱の天ぷら 600円
野草の天ぷら 850円
茨城県奥久慈慈久庵さんの料理紹介
お酒の種類はたくさんありましたが、なぜかビールはキリンのグリーンラベルの缶ビールのみでした。地元で採れた野菜の天ぷらが名物のようでしたが、ホテルの朝食が済んだばかりであきらめます。
ウドの麴漬けを頼んでみました。大麦小麦を麹でつけたものが、ゆでたうどの茎の上にのっています。ウドは柔らかくてとろけるよう苦みもありません。麹がおいしく、麹だけ箸でつまんで食べていました。
地葱の天ぷらは、始めて食べた感触でした。葱をバラバラにして揚げています。
オーストリア産の海塩をつけて食べます。カリカリと葱の甘さが出てきます。もう止まらないです、葱を揚げただけなのにこれはもう特別な一品料理になっています。
茨城県奥久慈慈久庵さんの蕎麦
蕎麦粉は、金砂郷産の常陸秋蕎麦を使用しています。笊一面にきれいに盛られています。白と黒のまだら模様でちょっと平べったいそばです。何もつけずにいただきます。箸で手繰ると、ふわっと軽い感触、そばの香りが鼻から抜けていき、甘味を感じます。とても食べやすく、朝ごはん食べたばかりなのに、あっという間の完食、これなら大盛いけたのにと残念。つゆはやや辛めでキリットしています。鰹の風味が良いです。
かけそばはシンプルですが、そばの味がかみしめられます。そばを噛むと、細いのにちょっともちもち感があって口の中で旨味が広がります。なんといってもこのつゆがうまい、つゆだけでも行けます。あっというまに飲干しました。
茨城県奥久慈慈久庵さんの予約・待ち時間
混むという噂でしたので予約をしたかったですが、予約はダメでした。ならば早めに行こうということで、開店1時間前ぐらい10:30に到着。この日は平日の雨のせいか待っている人はいませんでした。一番乗りです。ホッとすることなくすぐにお客様の姿が、慌てて決められた場所に並びます。
その後も続々と、こんな雨の日にこんなところまでよくお客様がと感心します。
店主が出てきていいよオープンです。オープン時にはかなりの列ができていました。
靴を脱いで一番乗りで入店です。手前の席から順番に座ってゆきます。全員座り終わってから、手前の席から順番に注文を聞いていきます。もちろん私たちが一番です。外ではかなりの人が一巡目で入れずです。一巡目に入れないと、滞在時間が長いのでかなり待つことになると思います。
一番先に席を立ったのは二番目に入った人です。13:00過ぎていたと思います。かみさんがビール飲んでいましたので、出たのはその後になりました。ほとんどのテーブルでお酒が出ていましたので滞在時間は長くなります。やはり一巡目に入らないとだめです。
茨城県奥久慈慈久庵さんアクセス
竜神大橋目指して、かなり山の中まで入ります。
